遊山箱(ゆさんばこ)という徳島のお弁当箱がかわいすぎる ひな祭りや端午の節句やお花見

 

突然ですがみなさま、遊山箱(ゆさんばこ)って聞いたことありますか?

小さな子供用のお弁当箱なのですが普通のお弁当箱とはまったく違います。

じゃあ普通のお弁当箱と何がどう違うのか?

徹底的にご説明していきたいと思います!
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遊山箱という徳島のお弁当箱遊山箱とは?

 

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遊山箱は、徳島県で生産される重箱で昭和中頃まで使用されていたお弁当箱です。

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野山への行楽やひな祭りのお弁当箱として、主に小さな子供たちが

使用していた三段重ねの重箱で、杢張り(もくばり)という

木工技術を活かし塗装しています。

 

桃の節句や端午の節句などに子供たちは山や海、野原へ遊山する風習が

当時あって、その時の子供たちは男の子・女の子に関係なく

ひとり一個、自分の遊山箱を持って出かけていました。

 

今風で言えば子供の成長を喜ぶイベントの際は、子供たちが友達同士で出かけて

ピクニックをしているという感じでしょうか(*^^*)

 

古くは江戸時代から、徳島市内では昭和半ばまで使われており、徳島の中でも

街中、浜辺、里山と住んでいる地域によって少しずつ習慣は違ったようですが

節句が近付いてくると家の中が華やかになっていき、両親は子供のために

ごちそうを作り遊山箱へそれを詰めて渡してくれたのです。

 

中に入っている食べ物は、下の段に巻き寿司、真ん中の段に煮しめ(煮物)、

上の段にういろうや寒天を入れるのが一般的だったと言われています。

 

遊山箱は非常に小さく、当時の子どもたちは遊びに行く道中に食べては遊び、

空になったら家へ戻ってごちそうを詰めなおして、また遊んでと

何度も行き来するのが普通だったそうですが、これには意味があるのです。

 

春の節句は農業が始まる時期を控え、田の神様を迎えるお祭りであり、

子供たちが山や里を行ったり来たりすると、一緒に神様が里に降りてくるという

言い伝えがありました。

 

農業を営む家にとっては、重要なイベントだったのです。

 

江戸時代に使用されていた遊山箱は大人数で使う大きな手提げお重だったのですが、

徐々にサイズが小さくなり、子供のものとして定着したのは大正時代の頃でした。

 

街の大工さんが端材を使って手頃な値段で販売をしたことで広く浸透しました。

 

ではなぜその文化が衰退してしまったのでしょうか。

 

それは、戦後の高度経済成長期に核家族化が進み、準備に携われる人が

いなくなっていったことが原因でした。

 

遊山箱を作れる職人さんもどんどんいなくなっていき、街中で売っているのを

見かけても昔の売れ残りが置いてあるだけでした。

 

そうして使われることがなくなった遊山箱ですが、当時の楽しかった思い出を

胸に抱いている方たちが今の時代でも売れるのではないか?

と2018年に遊山箱文化保存協会を発足し、今現在は、

初節句に贈るものになっていたり、

ホテルや飲食店でイベント時に遊山箱を使用し料理を提供することで

再度注目を集めるようになりました。

 

現在販売されている遊山箱はプラスチック製のものから

当時らしい木製のものまで様々ありますし、デザインも豊富で

選ぶのも見ているのも楽しくなりますよ♪
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遊山箱の値段は?どこで買える?

 

 

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その遊山箱ですが、現在購入したい!となった時は

大手通販サイトでカンタンに購入することが出来ます。

既に完成されているものから手作りできるものまで、本当に種類は豊富です。

 

本場のものが欲しい!となった時も大手通販サイトに出品されているものの

ほとんどが徳島のショップさんが出しているものなので

安心して購入することが出来ます。

 

値段は材質などで変わってきますが、大体5000円から、

高くて4、5万といったところです。

 

いくつか商品をご紹介していきましょう。

↑徳島県物産センターさんが楽天で出品している遊山箱です。

プラスチック製なので手入れも楽で人気があるようですが

電子レンジや食洗器といったものは使えませんのでご注意を。

また徳島県物産センターさん直通のサイトを見たら
訳あり品で多少お安く出ていたものもあったのでマメにチェックすれば買えるかもしれませんね↓↓
遊山箱 徳島県物産センターさん直通のサイト

 

↑こちらはお値段少し張りますがひのきで作られた遊山箱です。

可愛らしい桜模様や手毬の絵は職人さんが手で丁寧に描いているのでまったく同じ箱は二個と存在しません。

特別感を出したいのであればこちらがいいかなと思います。

 

 

茜庵本店の遊山箱

↑こちらは和紙職人さんと和菓子屋さんのコラボ品です。

中には和菓子が入っておりギフトには持って来いの一品ではないでしょうか?

遊山箱は和紙で作られているのでお菓子をいただいた後は小物入れなどに出来る可愛らしい品です。

 

遊山箱(三段重付き)制作キット

↑こちらが先ほど言った手作りの遊山箱です。人気なので品切れの場合あり

お重の部分はもちろん食品対応として作られていますので実際にお弁当箱として使用できますし、作るところ

から文化を感じられるのが素敵だなと思いました。

自分で好きな絵柄を入れることが出来るので世界に一つしかないオリジナル遊山箱になりますよ。

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遊山箱(ゆさんばこ)という徳島のお弁当箱がかわいすぎるのまとめ

このような可愛らしいアイテムを復活させてくれた徳島の方々にも感謝です♪

ご紹介した中で気に入った遊山箱はありましたでしょうか?

文化を知って触れるのとそうでないのとではまた感じ方も変わってくるので

みなさんもお気に入りのものがありましたら是非手にしてみてほしいです!