登山って楽しいですよね。
美しい自然の中を歩くことによってストレス解消や運動不足解消にもなります。
しかし、高尾山ですがスニーカでも登山はできるのでしょうか?
ここでは高尾山の登山がスニーカーでできるかについてなど解説をしていきます。
高尾山登山はスニーカーでも大丈夫?
高尾山登山ですが、スニーカーでも大丈夫なのでしょうか?
結論から言えば、問題はありませんがやはり専用の登山シューズの方がよりいいでしょう。
ではそんな高尾山や登山シューズについて詳しく解説をしていきます。
高尾山は東京都八王子市にある標高599mの山となります。
低山ではあるのですが、その分初心者から熟練者までが楽しめるコースに別れており、
毎日多くの登山客が訪れます。
都心からもアクセスが良く、京王線で最寄り駅は高尾山口駅となり、
都心からも1時間でアクセスをすることができます。
ハイシーズンになると多くの登山客で賑わい、
登山をするのには行列ができるほどになります。
ちなみに年間の登山客は260万人にもなり、これは世界一の登山客数になっています。
高尾山では登山ルートは複数あります。
それぞれ景色や難易度も違うので、自分のレベルに合わせて選ぶべば良いのですが、
初心者でスニーカーで登るとなると1号路がおすすめになります。
こちらは表参道コースと呼ばれるコースであり、
高尾山登山をする際には最も標準的なコースとなります。
こちらは山頂付近以外は緩やかな登り道となっているので、
初心者でも安心して楽しむことができます。
また途中に薬王院と呼ばれる寺院もあるのでそこで小休止もすることができます。
1号路の特徴としては登山道が舗装をされているという点です。
ですので、十分な装備がなくてもスニーカーでも安全に登ることができます。
ただスニーカーでも高尾山は登ることはできますが、
それでもスニーカーをおすすめするわけではありません。
やはり初心者に優しい高尾山で舗装をされていたとしても、
できたら登山用のシューズをおすすめします。
登山用のシューズをトレッキングシューズとも呼び、
アウトドアショップであったり、靴屋さんにも売られています。
トレッキングシューズですが、登山をするのに最適化された靴ですので、
やはり登山をする際には用意をした方が良いでしょう。
トレッキングシューズの特徴としては、ソールの硬さと足首の固定です。
トレッキングシューズの場合、ソールが硬くなっており、全然曲がりません。
ソールは柔ければ柔らかいほど歩きやすくなりますが、
その分膝を屈曲する必要があるため、疲れやすくなります。
トレッキングシューズの場合、不安定な登山道を歩いていると、足への負担が大きくなるので、
ソールが硬くなっており、負担の軽減と疲れにくくなっています。
またし首はしっかり固定された作りになっていることで、
不安定な足場での捻挫や足の隙間のズレをなくし、つま先が痛くなるのを防ぎます。
高尾山の場合1号路は整備をされているため、
そこまでトレッキングシューズの必要性は感じないかもしれませんが、
他のルートの場合は結構な山道にもなっています。
そのような道を通る際にはやはりトレッキングシューズは必要になってくるので、
お気に入りのトレッキングシューズを一足準備しておくと良いでしょう。
高尾山登山で他に準備をするものは?
高尾山登山では他に何を準備すればいいのでしょうか?
続いて高尾山登山で準備するものを紹介していきます。
・雨具
山の天気は非常に変わりやすいです。
天気予報では晴れだったのに一瞬で雨ということもよくあります。
そのような時のためにしっかり雨具は準備しておきましょう。
また、雨に濡れた道は非常に滑りやすいです、
滑落事故にも繋がりますので、やはりトレッキングシューズは履いて行くことをおすすめします。
・音の出るもの
高尾山には実は熊の目撃情報もあります。
実際に熊による事故も起きていますので、
ラジオや鈴など音の出るものを用意しておきましょう。
それらは非常時にも自分の居場所を知らせる際に役に立ちます。
・ライトや予備バッテリー
登山は早め早めに動くのが鉄則です。
日が沈むのも早く明かりもないので、夜になると真っ暗で危険です。
万が一のためにライトやスマホのバッテリーは持ち歩くようにしましょう。
高尾山は初心者向けの山ですが、それでも毎年遭難者が出ています。
そしてその多くが登山者の準備不足であったり、
大丈夫だろうという過信が原因です。
登山は楽しく健康に良いアクティビティですが、
どんな山でも必ず事故が起こる可能性があります。
しっかり気をつけた上で登山を楽しむようにしてくださいね。
高尾山登山はスニーカーでも大丈夫?のまとめ
高尾山登山はスニーカーでも大丈夫かについてはお分かりになられたでしょうか?
高尾山登山はスニーカーでも一応大丈夫です。
登山ルートである1号路は道が舗装をされているので、
スニーカーでも十分に登山は可能でしょう。
しかし、スニーカーでも可能というだけであって、
やはり登山には本来しっかりとしたトレッキングシューズの方がおすすめです。
そちらの方が疲れも軽減しますし、事故を防ぐこともできます。
登山は楽しいですが、ぜひしっかりと安全に配慮した上で楽しむようにしてくださいね。